アクラス中央病院 接遇マナー研修を終えて
アクラス中央病院の受付スタッフの接遇マナー研修を2020年10月から実施し、3月末に終了しました。
参加スタッフは2020年の新入職員です。新型コロナ感染拡大の影響で時期がずれて10月からリアル研修となりました。
入職後、十分な教育を受けてから受付に立つというよりも、OJTにより実践の中で身につけてきたスタッフ。病院にとって新人教育よりもコロナ対策など本当に大変な時期だったのではないかと思います。
リアル研修とはいえマスク越しで距離を保ちながらの研修は、相手の表情が分かりにくく最初は苦戦しました。スタッフも非常に緊張していたのが印象に残っています。
コロナにより昨年から思うように実施できなかった研修ですが、そのお陰でと言いますか…教育に対して、またこれからの若い方々への人材育成について色々と考える機会となりました。教育をしながらまわりまわって自分への様々な問いかけになっている感覚です。
そして、新年度を迎えました?
接遇マナー研修を受けたスタッフも、2年目を迎え新たに新入職員を迎えました。先輩になったわけです。半年の研修を受けてスタッフから頂いた研修受講の感想(一部)をアップいたします。
?現場研修について
①実際に業務を行っているところを見ていただき、すぐ良い点、改善点などを指導くださったことが、待合室からどのように自分が見えているか客観的に見ることができる機会になりました。患者様、お客様の対応をするために、客観視することは大切だと思いました。
②現場研修のおかげで「自分は見られている」という意識が出て、受付としてふさわしい挨拶、姿勢、所作、歩き方など以前よりはきれいにできるようになったと思います。
?ケーススタディ
①実際に体験した中で、疑問に思ったこと、不安になったことを相談しアドバイスいただいたことで、次に似たようなことが起きた時への対応スキルを身につけることができました。また、他のスタッフのケーススタディも読むことで、広く学ぶことができました。
②実際に働いていて分からないことを聞き、アドバイスいただいたのでとても分かりやすかったです。メールでのやり取りだったので、分からない所があれば直接聞くことができ良い環境で研修を受けることができました。
?全体をとおして感想
①仕事をする時に、私は“仕事のやり方”からすぐ考えていまいますが、「相手の目的・意図が大事」と教えて頂き、これからは一旦落ち着いて相手の目的を考えようと思うようになりました。
②今までの考え方と違った考え方を学ぶ機会となりました。仕事をする中でいつの間にか目的がズレてしまっている事にも気づくことができました。これからは「目的」をしっかり明確にしながら業務が行えて行けるようにしたいです。
③塩田先生から教えていいただいたことを全て(分かりました)ということは難しいところもあります。まだ、分かったつもりになっている部分もあります。これから仕事をしていく中で「教えてもらったことは、こういう事か…」と、思えるように頑張りたいです。
スタッフの皆さん、半年間ありがとうございました?