経営者のためのスタッフマネジメント
良い歯科医院・医療機関の好循環サイクル
これまで約20年、様々な歯科医院や医療機関にお伺いし、コミュニケーションについての研修やアドバイスを行ってきました。そこで、良い歯科医院(医療機関)とは
- 「どういう歯科医院にしたいか」という院長先生の思いがスタッフに理解、共有されている(ビジョンの共有)
- 歯科医院の目指す方向とスタッフ個人の役割、やりがいが一致している(組織と個人のベクトルの一致)
- 職場の人間関係の風通しが良く、スムーズに仕事が進むためのコミュニケーションが取れている(組織内コミュニケーション)
その結果、患者さんの満足度も高く、歯科医院がさらに発展するという好循環が生まれています。
ところが、一般的にスタッフ研修といえば「窓口応対」「電話応対」等、患者さんとのコミュニケーションを中心とした接遇研修を実施したいというお考えの経営者(院長先生)の方が多いのが実情です。もちろん、日々の患者さんとの応対やコミュニケーションの大切さは疑いようもありません。
しかし、それ以上に経営者(院長先生)とスタッフのコミュニケーションが、良い歯科医院づくりには不可欠な要素だと多くの現場を見てきて感じています。患者応対、電話応対などの研修も経営者(院長先生)とスタッフの円滑なコミュニケーションの促進、改善の上に活きてくるのです。
2つのコミュニケーション
人が動くには二つのコミュニケーションが必要です。それは「理解のコミュニケーション」と「共感のコミュニケーション」です。
- 理解のコミュニケーション
「どういう歯科医院(病院)にしたいかという理解」 - 共感のコミュニケーション
「どういう歯科医院(病院)にしたいかという“理解”をやりがいをもって行なう共感のエネルギー」
しかし、その円滑なコミュニケーションを阻害する現実には二つの事があると分かりました。
- 理解のコミュニケーション不足
院長先生の思いが伝わっていないためにスタッフは何をやれば良いかが分からない。 - 共感のコミュニケーション不足
何をやれば良いかは分かってるが、そのためのスタッフがやる気を起こすコミュニケーションができていない。
と、いうことです。院長先生自身も毎日忙しく診療をしながらスタッフとコミュニケーションをとる中で、理想とする自分の想いが(どういう風に伝わっている か)(スタッフはどのように理解しているか)など考えたり、スタッフのマネジメントに頭を悩ませたりしているのではないでしょうか。
円滑なコミュニケーションとは
そこで、OFFICE SHIOTAでは「コミュニケーション診断シート」と「スタッフ支援シート」を利用し、まず現状を明らかにすると同時に、院長先生とスタッフが共に歯科医院を作り上げていくためのコミュニケーションに焦点を当て支援、研修を行います。
コミュニケーション診断シート <理解のコミュニケーション>
同じ現場で仕事をしていても、院長先生とスタッフ間では互いに「理解していること」と「理解していないこと」があります。院長先生が目指す歯科医院づくりを一緒にやっていくには“お互いに理解している部分”を出来るだけ増やすことが大切です。
そこで、「コミュニケーション診断シート」を使うことで院長先生とスタッフの理解のコミュニケーション・現状を把握します。
スタッフ支援シート <共感のコミュニケーション>
院長先生が考える(どのような歯科医院にしていきたいか)という思いを実現するのはスタッフの存在が不可欠です。これからどのような歯科医院にしていきたいかを全員で共有し、そしてスタッフにより良い仕事をやってもらうためにどのような支援ができるか…。このシートで経営者とスタッフの“共により良い歯科医院作り”のための互いの考えを明らかにし共感のコミュニケーション・プロセスを支援します。
経営者のためのスタッフマネジメント コースについて
3ヶ月コース | 院長先生とスタッフのコミュニケーションの現状把握を主に実施。 |
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半年コース | 好循環サイクルを構築するために、院長先生とスタッフのコミュニケーションに加え、一人ひとりのやる気を引き出す支援(スタッフ面談等)を実施。 |
その他、院長先生へのマネジメントコンサルティングも行っております。詳細はお問い合わせください。
新規開業時 院長先生とスタッフのコミュニケーション
開業し実際に現場が動き出すとスタッフ全員がそろって研修を受けることは容易ではありません。院内で研修をすると予約の電話や病棟からの電話が入ったりして研修に集中することが難しいのが現状です。 そこで、開業前に歯科医院(医療機関)のビジョンや院長先生の想いを共有するコミュニケーションの時間を取ることは、これから歴史を作っていくスタート時にとても大切なことです。 全員でより良い歯科医院作りに向けて心を合わせるコミュニケーション作りのお手伝いをいたします。
開催方法
- 開業前に院長先生はじめ、スタッフ全員で実施。
内容例
- ビジョン共有のためのファシリテーション
- 院長先生とスタッフのコミュニケーション設計(やる気を引き出すコミュニケーション支援)
- 患者満足を高める接遇研修
- 情報の共有化を深める「報告・連絡・相談」について 他
料金
別途お問い合わせください。
各研修までの流れについては以下からご覧ください。