ブログ「心にビタミン」

「共育」を育んだ1年間 

2024年5月からスタートしたアクラス中央病院の指導者研修。

人財育成基本理念として「共育」を掲げ、参加者全員「共育メンバー」として1年進めてきました。このメンバーには私も含め一緒に学んできました。

 ★共育(トモイク)とは…教育を行う側と受ける側、ともに学び、活かし合い、成長すること

1年って長いのか、短いのか分かりませんが、同じメンバーと1年間関わることは「互いに活かし合い、学び合う」にはとても意味があったと感じています。

5年前まで一緒に仕事をしてきた仲間たち。その時も管理者研修等で関わってきましたが、時代も大きく変わったこの時に研修でまた時間を重ねたことは私にとって貴重な体験になりました。

1年を振り返った「振返りシート」の一部をご紹介します。

●研修で大切だと思ったことは色々ありますが、人対人だということ、コミュニケーションの基盤(心の態度)がしっかりしていないと前向きな対話が出来ないということを深く学んだ気がします。スタッフと関わる時に感じる「違和感」に対してもネガティブに考えず、「この違和感で良いんだ、違って当たり前」という気持ちで関わることで、自分の気持ちが楽になり、そう感じながら関わることでストレスなく対話できたように思います。

●OKメッセージはたくさん使っています。OKメッセージを出しているとき、自分もすごく幸せな気分になっていることに気づきました。今はOKメッセージを伝える時、一つ言葉を付け加えています。

●研修を1年受けていく中で、過去と現在と未来をつなげることができるようなそても興味深い内容に、楽しく参加させていただいている自分がいました。

●OKメッセージを数か月を通して意識して使い、オスカーモデルのスモールステップを実践しました。日々の積み重ねがあることは自分だけでなく、部下の中にも変化があることに気づきました。

●「コミュニケーションを楽しむ」ということがこの研修で役に立ったと思う点です。これまでは自分からあまり発信せず、勝手に相手の気持ちを妄想することでコミュニケーションから逃げていたと思います。妄想することで相手がどんどん大きくなり、話せなくなってしまい、どうしようもなくなってしまっていたと思います。自分の気持ちをしっかり伝えることは研修前から少しずつ実践していましたが、受講する中で(間違っていなかった)と、背中を押された感じがして自信がつきました。

●面談の中でつい問題志向になっていまうこともありますが、今は解決志向に向けて変えていけるようになりました。アップデート出来ていると思います。研修が始まるまでは正直「2時間あったら業務が進む」という気持ちがありました。しかし、研修に参加していう中で、あっという間の2時間で尚且つ毎回アップデートできる自分が楽しくなりました!1年前の自分に「百聞は一見に如かず」だよと伝えたいです。

●「OKメッセージ」を出すことで周囲の反応を感じたり、「プラスの眼鏡」で人を見ることで物事を好意的に解釈することができ、自分の体験を話すことで認められ、自信につながった体験をさせてもらいました。

●オスカーモデルなど、色々な考え方、技術を学ぶことができました。だが、それらも解決への道の一つのツールでしかない。今からの実践に向けてのスタートになる研修だった。今後の自分の実践の中でさらなる「学び」「アップデート」していきたい

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