ブログ「心にビタミン」

「50年ぶり」と「20年ぶり」

「〇年ぶり」という言葉。よく使いますが、50年ぶりとなると自分の人生の長さが分かり笑いが出てくるほど??

突然の閃きで、鹿児島県薩摩川内市にある「新田神社」に行ってきました。

50年ぶりの意味は七五三のお参り以来なのです。正式に言うと51年ぶりになります。

昨年、叔父から懐かしい写真が送られてきました。それは、私の七五三のお参りの時のもので父母、姉、叔父と一緒に神社の前で撮っている写真です。

懐かしい写真で昨年は良く眺めていました。すると、年が明けてこの神社の名前をよく聞くようになったのです。

理由は、2024年は辰年(龍年)、龍にまつわる神社であること。そして大きな水脈があるとのことでパワースポットらしいのです。加えて、友人が先日行ってきて素晴らしかったとメールをもらい、これは行くしかないと車で約1時間かけて行ってきました。

7歳の時の記憶は千歳飴くらいです。初めて訪れると言ってもいいほど新鮮でした。

300段を超える階段も趣深く、樹齢800年のご神木、立派な社殿、御祭神(ニニギノミコト)の陵墓等々、神聖な空気に感動しました。

本殿に龍柱があるとのことだったのですが外からは見えず、神社の方にお尋ねしたところ、「今日はお祓いやご祈祷の方がいないのでご案内します」と、近くまで案内してくださいました。私一人のためになんて贅沢なことでしょう。詳しいお話もお聞きすることができ感動でした。そして生まれて初めての御朱印を求めました。

そして次は20年ぶりの場所へ。新田神社から車で30分程。いちき串木野市の「冠嶽山 鎮国寺」です。

こちらは30代の頃、8月の仲秋の名月の時に開催されていた「観月会」に参加していました。当時観月会では音楽の奉納があり、二胡を演奏されるウー・ルーチンさんやピアニストのウォンウィンツァンさん等素晴らしい音楽を奉納するこの会は感動そのものでした。

約20年ぶりの鎮国寺。昼間に行くのは初めてで、こんなに山の上だったのかと思うほど運転は少々緊張。冠嶽を望むお堂を前にすると20年前が蘇ってきました。歩いているとお寺の方が来られてお堂を案内してくださいました。新田神社同様、色々なお話をして下さり感謝しかありません。不思議なことに、ご住職が観月会の時に話して下さったお言葉を次々に思い出し、お寺の方と当時の話で盛り上がりました。

2か所とも素晴らしい時間でした。

父と母が子供の健やかな成長を願い参拝してくれた七五三から50年。

「この年まで健康で幸せに生きています。ありがとうございます。」と、感謝の気持ちを伝えられたような一日でした?

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