こばり歯科 様の研修に行ってきました。
10月初旬、福島の「こばり歯科」様の研修に行ってきました。
福島は新幹線で通過したことがあったのですが、福島の地に降りたのは初めて。伊丹空港乗り換えで福島空港まで行き、スタッフの方が迎えに来て下さいました。
小針先生とは高畠歯科様の研修で10年以上前にお会いしたことがあったのでお久しぶりの再会でした。
1日目はスタッフの方々の個別面談。夕食は全員で懇親会。そして翌日が本番の「接遇マナー研修」(半日研修)のプランです。
初対面でいきなり1対1の面談はスタッフの方々にとって緊張極まりないと思います。私としては、少しでもこばり歯科やスタッフの方々の事を知りたい思いで時間をつくっていただき、短時間ですがお話をすることができました。また院長先生が全員参加の懇親会を企画して下さり、翌日の研修に向けて充実した時間を作っていただき心から感謝でした。
お蔭さまで翌日は良い雰囲気で研修をスタートすることが出来ました。
しかし、後半の電話応対ロールプレイングでは皆さん非常に緊張しているのが分かりました。自分の声が確認できる『電話再生機械』を使うので、ロールプレイングはもちろん、終わって自分の対応を全員で聞くので緊張しない訳はありません。
しかし、ひとりのRPから(どんな対応が患者満足を高めるだろう)(一歩進んだ配慮ある言葉の表現は?)(患者様が安心する対応って何だろう?)をどんどん深めていくので、RPを重ねるごとに対応が見違えるほど良くなります。全員で研修を作っていく感じでした。
日頃忙しい診療の中で、チェアサイド、受付など、各場面で患者様との対応を(これで良いのかな?)(こんな時どうしたらいいだろう?)と、意識しているからこそ吸収力も高いのだと感じました。
今回、研修の他にも嬉しいことがありました。
私を空港に迎えに来てくれたスタッフ。私が分かりやすいように「こばり歯科」と書いた紙を持って立っていてくれました。そして、スタッフの車に着き乗ってすぐ
「喉、乾いていたらと思って、普通のお茶と、こちらは地元で人気のあるカフェオレです。」とくださったのです。
実は飛行機でぐっすり寝ていたので飲み物を飲むチャンスが無く喉カラカラ!嬉しくて嬉しくて「きゃ~ありがとう!」と興奮です。これがまさにおもてなし(接遇)です。そして地元の物を選ぶ心遣いも嬉しく感動でした。
そしてもうひとつ嬉しかったこと。
こばり歯科様の研修をするにあたり、長年ご縁を頂いている山形の高畠歯科からスタッフの加藤さんが有給をとって車で駆けつけてくれたのです。私の研修を受けたかったとのこと。コロナ禍でリモート研修がメインだったのでリアルにお会いするのは数年ぶり。
数年ぶりの再会、あたたかいおもてなし、そして研修を一緒に作り上げたスタッフの方々、優しさとあたたかさと、真剣に取り組む姿に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。