もうひとつの時間
今年もあと1日となりました。
星野道夫の「旅をする木」を読みながら、ゆっくり年末の時間を過ごしています。
本の中で『もうひとつの時間』という言葉が印象に残りました。
私たちが毎日生きている同じ瞬間に、北海道のヒグマが力強く生き、アラスカの海でクジラが泳いでいる…このように確実にゆったりとしたもうひとつの時間が流れている。
日々の暮らしの中で、心の片隅にそのことを意識できるかどうか、それは天と地の差ほど大きい。(前後があるのでこの文だけではうまく伝えられませんが…)
時間は全ての人に等しく与えられ、同様に今、すべての人が置かれている「コロナ禍」。
1年を振り返ると私の中に”ふたつの時間”が流れていたと思いました。
多くを占めたのは「幸せの時間」です。?
もちろん、春頃は今まで感じたことのない心のザワザワ、不安や怖さを感じる時もありました。
だからこそ「幸せの時間を創る」ことを真剣に、そして楽しくつくっていったのです。
時を分かち合う心友の存在・毎日の暮らし(食事、睡眠、掃除etc…)等など、これらは来年も手が抜けません。?
もうひとつの時間は自分次第でどのようにでもつくっていけると実感。
今年1年、無事過ごせたことに感謝です??