ブログ「心にビタミン」

“共に創る感覚” 感動の体験

11月13日、14日に岡崎の鶴田歯科医院様の研修を行いました。今年2回目の研修です。

6月の研修で“鶴田歯科医院の未来像”を全員で創りました。先生方も想像していない具体的なことをスタッフが考えていたり、アイデアの多さに互いに驚き、納得し、笑い、盛り上がったワークでした。

6月当時のスケーリングで『5.5』。そこからスモールステップで2つを実践した約半年後の今回、振り返りを行いました。

一人ひとり、取り組んだこと、うまくいったこと、感じたことを発表し、他のスタッフはそれに対してOKメッセージでコメントを行います。写真にあるように、コメントを聞くときは後ろ向きになります。

後ろ向きのスタッフは、にこにこ、ニヤニヤしながら皆のコメントを聴き、他のスタッフは大いにその人の取り組みや頑張りをOKメッセージで伝えあいました。

現実は、いろいろな問題やうまくいかない事は日々あります。しかし、そこに焦点を当てるのではなく、出来ているところに焦点を当て取り組む。するとうまくいってない事、問題と思えることへの大きさや視点が違ってくることを感じました。スケーリングは『7』にアップ!全員納得の結果だったようです。

そして後半は久しぶりの患者応対ロールプレイングを実施しました。スタッフ一人ひとり自分が取り組みたい事例を考えてくるように事前にお願いしていました。

そして感動の出来事が起きたのです。

私が出していた事前課題を基にスタッフ全員で(全員がRPを行うより、今、一番解決したい難題事例を選んで、それを深めた方が効果的じゃないだろうか)ということになったらしく、

「先生、実は…皆で話し合って~~の理由で3つ事例を考えたのですがこれで行うのはいかがでしょうか?」と、恐る恐る研修中に提案してくれたのです。

感動でした!😍

この仕事をして20年以上になりますが、病院や企業が企画してそれを受講する方々は、ある意味「受け身」です。その中で積極的に受講する方、終始受身などなど様々な人がいるのが常です。それが、自分たちで事前に研修内容を話し合い、講師に提案してくれる積極性。それを提案しても否定する人もいなく(そうだよね!)と、皆で話し合って決めた難題事例。盛り上がらないわけはありません。今までにない充実したロールプレイングになりました。私は患者役をしました。難題事例にふさわしくなりきって演じ、皆から「リアル~~。それ言われると困るのよね~」と褒められたほど。

「ともに学び、ともに成長する」「ともに創り上げる感覚」を味わえた二日間でした。

私自身も成長の機会をいただけて感謝しかありません。先生方、スタッフの皆さん、ありがとうございました。

 

◆研修終了後の振り返りの一部をご紹介します◆

・塩田先生のセミナーは何といっても言葉の引き出しが激増するセミナーです。特に難題事例でのRPではすぐに使えるセリフのオンパレードでした。

・配慮すべき点、個人情報に関する点、普段気にはなっていたものの通常通りにしてしまっていました。気を引き締めて対応します。

・RPでは普段他のスタッフがどのような声掛けや説明をしているのか改めて見ることができたことが勉強になりました。また、内容だけでなく立ち位置、所作にも注目してみることができたのが良かったです。

・自分自身、思い込み、決めつけがかなり多いと感じました。自分軸がぶれるのもそれだからなのかもしれないと思いました。

・相手の目的を読み解くことで対話に深みが出そうです。プラスの眼鏡を常に持ち、他者とのかかわりをすることで自分の人間力も上がっていきそうな気がします。

・私の思考はまさに手段に支配されています。目的が何か答えられずショックでした。まさに思い込み、決めつけです。気づいたからにはやるだけです。「目的は?」と、確認しながら習慣になるまで意識して続けます。

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