大切な方からの言葉

緊急事態宣言が解除になりました。
とはいえ、私にとってはすっかり定着した”STAY　HOME ”。
今年は時間もできたので、本を読んだり、再勉強をしたり、zoomでセミナーを受けたりしています。

私の研修では必ず取り入れる「真・報連相」も再勉強中のひとつ。
この出会いからすでに２０年ほど経っています。
今年は改めて本を読んだり、今までセミナーに行った際の資料を見直したりしている中、今年３月、真・報連相創設者の糸藤先生がこの世を卒業されました。

昨日、先生の最後となった著書「質の高い仕事の進め方　秘訣はトリプルスリー」を読んでいると、私の名前が書いてあるところが数か所ありました。
共著で私が真報連相の本を書いたときの内容が引用されていました。
急に先生と話をした時の事、先生の声、その時の雰囲気が蘇りこみ上げるものがありました。

分かってはいても、もう直接お話しすることはできず、見守ってくれているのだと思うだけど…蓋をしていた寂しい気持ちがあふれてきました。

３０代半ば、起業して間もなく「真・報連相」を知り、会員になりたい旨を先生に連絡しました。
間もなく先生から「広島に３日間の企業研修に行くので、見に来ませんか？」
と、お誘いを受けて出かけ広島でお会いしたのが初めてでした。
それから、約２０年　本当にお世話になった先生でした。

分かりやすく、優しい言葉で深く心に響く研修をなさる先生の姿は私の理想でした。
「塩田さん、志は高く肩の力を抜いてくださいね。見守っていますよ」

先生から言われた言葉。
大切にしています。