学びは自分の実践から
現在、月1回行っている病院の「指導者研修」。テーマは「解決志向」と「心理的安全性」です。
先日の研修で嬉しかったのは、前回の研修後、仕事や生活の中で取り入れて手ごたえを感じている人が多いということです。
対象は…部下、上司、子供、奥さんなどなど。簡単に紹介します。
①娘さんがテストで漢字を思い出せないことに対して機嫌が悪い。
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漢字を思い出せないことをまず共感。娘さんは本を読むのが好きなので、これからどんな本を読んでいきたいかを聞いたりそ の中で仮名がついていない本もあるから、漢字を覚えていけたらいいね。と、話したとのこと。娘さんは笑顔になった。
②奥さんがする家事や家のことに対して「ありがとう。一緒にするよ」と、言った。
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最初は怪訝な顔をされたそうだが「気持ちは表現しないといけないと思って」と、言ったところ、とても喜んだとのこと。お小遣いアップもあったとのこと。
③苦手な上司に、自分から仕事について聞いてみた。(今まで出来なかった)
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「聞いたらどういう風に思われるかな?」と気になりながら思い切って聞いたところ「それはね…」と、何事もなかったように教えてくれた。スムーズに話ができて驚いた。
研修で気づいたことを、仕事や生活で実践し、そこで感じるものを大切にしていきたい。と、常々思っています。これは研修をしている私自身も受講者の方にも同じ思いです。
上記のようにうまくいった場合だけでなく、実践しても相手の反応が自分が思ったものと違って落ちこむ指導者もシェアしてくれました。それも当然あります。それをどう捉えるかも話をしていきました。
また来月も楽しみです。