芸術の秋 「児玉美術館」
季節は秋を迎え、朝夕は涼しくなったものの、日中はまだ30度近くまで気温が上がる鹿児島です。
先日、芸術の秋を楽しもうと友人と一緒に「児玉美術館」を訪れました。車で40分ほどの緑豊かな山の中にあり、今回が初めての来館です。
現在開催されているのは、「しょうぶ学園展 ~つくることは生きること~」。
以前から大好きな「しょうぶ学園」のアーティストの皆さんが、約50年にわたって生み出してきた代表的な作品を一度に鑑賞できる貴重な展覧会でした。
しょうぶ学園は自宅から近く、お気に入りの場所のひとつです。今回は美術館全館を使った展示となっており、多くの作品に触れることができました。
印象的だったのは、作品に出会うまでのアプローチの美しさです。自然をできるだけ残して造られたという敷地内には見事な竹林やモミジの巨木があり、美しく手入れされた散策路が続いています。美術館へ向かうその時間自体も豊かな体験で、季節ごとに訪れても楽しめそうです。
館内では1時間以上かけてゆっくりと作品を鑑賞しました。
会場には、「つくるという行為そのものが生きる喜びとなり、光を放つ」というメッセージが添えられていました。障害のある方々にとって、生きる喜びとなった「つくる」という行為。そのエネルギーが作品を通して伝わってきて、私自身も大きな喜びと力をいただいたような気がします。
展覧会は12月中旬まで開催されています。鹿児島の紅葉はこれから。空気が少し冷たくなり、木々が色づく頃に、作品と児玉美術館の森にもう一度行きたいと思っています。







