ブログ「心にビタミン」

高畠歯科クリニック ストレスマネジメント研修

約1年半ぶりに山形の高畠歯科クリニック様の研修を実施しました。テーマは「ストレスマネジメント」。

リモートでそれぞれ自宅からの参加にしたことは、表情からもリラックスした雰囲気が伝わり、今回のテーマに合った環境だったと感じました。

高畠歯科様とのご縁は15年以上となります。当時からのスタッフも多いため、お付き合いは長く、リモートでも心の距離は近く感じ、進めることができました。

今回のテーマは私の専門の「コミュニケーション」を切り口に展開していきました。

ストレスと感じる「人とのコミュニケーションで起こる心の動き」は人によって様々です。敏感な人もいれば、感じるところが全く違う人も…。私も現場で仕事をしてきた経験があるからこそ話せることが多く、経験談も交えて話をしたところ、多くのスタッフが共感し理解が深まったと”振り返りシート“に書いてくださっていました。経験したことに無駄は無いなぁ…と、しみじみ思います。

また、私の体験談や研修の話を、自身のストレスマネジメントに役立てるだけでなく、部下に対してのアプローチの参考にしたいというスタッフもいました。

私が発信したことをどのように受け取って、取り上げて、活かすか、しばらくそのまま置いておくか…、忘れるか…それも人それぞれ。その人のタイミングで何かにお役に立っていれば、それはそれで嬉しいですし、そのままでも、またそれもあり…。

今回の研修で高畠歯科のスタッフと関わることで、私自身が心が柔らかくなった感覚がありました。

皆さん、ありがとうございました。

●研修後の“振り返りシート”です。許可を頂いた方の一部を掲載いたします

・人との「違い」を感じた時に、すぐに逃げて守りに入るのが自分の癖です。第三者から言われないと気づけない気づきが出来て良かったです。

・相手の目的、意味をしっかりと理解せずに、分かったつもりでいることもありそうだなと、気づきました。相手が求めていることを想像して、確認しながら対話をすることが大切だなと感じました。わからないことは、分かり始めている。というお話が印象深かったです。

・違いをはっきりさせずにいたのでモヤモヤすることがあったのだと感じました。中間報告「私はここまで理解しました」「こういう考えてよろしいでしょうか?」」が足りないことを気づけました。

・普段から人間関係における「心地よさ」ばかりの優先するあまり、それがいつの間にか「相手の気分を損ねないように」することに置き換わり、これでは対話が出来ていなかったと感じました。私はつい「わかりました」を多用しています。そうすることで会話は終わってしまい深い信頼関係は生まれません。患者様だけでなくスタッフ間でも、もっと意識してコミュニケーションの質を高めていきたいと感じました。

・分かりやすい例え話で頭に入りやすく勉強になりました。塩田先生のお話は普段感じても言葉にし難い事象を改めて再認識させてもらえる場だと感じております。

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