高畠歯科クリニック「新人研修」
6月24日、山形の『高畠歯科クリニック様』の新人研修を実施しました。
新卒で4月入職のスタッフが3か月経過した時期です。新人と3年目を迎えたスタッフ、そして指導者にもオブザーバーとして参加してもらいました。
私が最近アイスブレイクで実施しているゲームは「他己紹介」。これがかなり盛り上がります。自分の紹介より他人の紹介の方がしやすいのかもしれません。
*「私が紹介したい人は○○○○さんです。○○さんの素敵なところは~で、私は~~なところを尊敬しています。」
等々。相手の好きなところ、(ありがとう)と、言いたいところ、いいなぁと、思っているところなどを言ってもらいます。
自己紹介の場合は緊張の面持ちで話をしますが、他己紹介の方は言う方も言われる方も笑顔で、時に周りから笑いも出てきます。
今回も「他己紹介」からスタートした研修は、時々ディスカッションも交えて愉しく進みました。途中、新人スタッフから「質問です、良いですか?」と積極的。
参加者の経験年数や役割によって研修も受け取り方は様々で、今回それが特に顕著でした。経験を積んだからこそ分かることや、腑に落ち方が違い、またその違いを同じ研修で感じることは指導者の方にとっても収穫だったようです。
研修後、指導者と新人のコミュニケーションがさらにスムーズになった様子を聞きました。新人からは「○○を早速指導してもらいました」「○○のアドバイスもらっています」など嬉しいメールが時々届きます。
研修をきっかけにチームのコミュニケーションが活性化し、互いに学び合い、教えあう環境になることを願っています。
●研修後の振り返りを一部掲載いたします。
・「わかりました」の理解のレベルの違いが印象深かったです。先生に報告をすると、私では対応できな いと見越したケースの時「他のスタッフと変わって」と言われるときがあります。私は先生からの指示を理解しているつもりなのに(何で私じゃダメなんだろう…)と、落ち込むときがありました。しかし、研修を通して、私の「理解しました、分かりました」はベテランの「理解しまいた。分かりました」の違いを先生が誰よりも分かっていて患者様やケースによって区別して対応を任せていることが分かり、少し気持ちが軽くなりました。「分かりました」の幅を広げられるようにステップアップしていかなきゃ、と感じました。
・等身大で成長の所で、特に最近矢印の報告が自分に向いていると気づきハッとしました。(良い所を見せたい)(評価して欲しい)等、患者様のためにのはずが、自分の評価のためにと方向性がちがっていました。この機会を経て自覚することができ、ほんとに良いきっかけを作っていただいてよかったと思っています。
・どんなに頑張っても自信はつかないものと思い毎日仕事に取り組んできましたが、『自信とは今の自分を信じること』の言葉が印象深かったです。自分を責めがちな自分から抜けて、等身大で成長していきたいと思いました。