鶴田歯科医院様の研修に行ってきました
6月14,15日、岡崎市の鶴田歯科医院様のコミュニケーション研修に行ってきました。約1年ぶりです。
今回の研修内容は私にとって初めてのもの。そしてやりたかった研修でした。
その内容は簡単に言うと“目標達成の振り返り”です。
鶴田歯科医院では院訓(理念)を掲げ、明確な年間目標を立てて取り組んでいます。
達成は決して簡単なものではないのですが、今年の春、院長先生から目標がほぼ達成しつつあることをご報告いただきました。私にとっては喜びと共に驚き!
先生方をはじめスタッフ一人一人が真剣に仕事に向き合った結果であり、私が想像しえない色々なことを乗り越えてきたのだろうと推察しました。
そこで今回の研修は「何が高実績に繋がったか」という振り返りがメインテーマ。自分とチームの強みを再確認し、更なるチーム力アップを目的に行ったのです。
振り返りというと「出来なかったことの反省会」をイメージするかと思います。
しかし、私の研修では出来なかったことは取り上げない。(良い方向に繋がったと思える事)(うまくいったこと)(これは比較的良かったと思ったこと)だけを取り上げ、次なるパワーへ繋げることを目的としました。
スタッフにとっては日々診療に追われているので、急に(何が良かったか)と聞かれてもすぐには出てこないと思いました。研修では、最後に自然とそれぞれから出てくることを願い、スタートはゲーム、グループワーク、解決志向、Well Being、心理的安全性等の話を入れながら進めていきました。
プログラムは作りこみすぎず、その場の流れや空気感を大切にしています。途中で気づいたのは
『鶴田歯科医院は既に解決志向のマインドを持っている。心理的安全性が高いチーム』だということ。
最後は全員が自分の(またチームの)強みをポストイットに書いて、それをまとめていきました。全てスタッフと先生方が進めます。そして6つのキーワードが決まりました。
自分たちの強み、良さ、仕事に対する思い、チームメンバーや先生方に対する思いが共有された時のチームのエネルギーは幸せに包まれ、言葉になりませんでした。
●スタッフからの研修の感想を一部ご紹介します。
・今回の研修で解決志向がスムーズにできるなった先に自身の成長があるということを強く認識できました。良かったことを振り返るということはあまり経験はありませんでしたが、これにより、より目標に向かって進めるということを確信しました。今回の研修を通して、普段話したことのない仲間の本音を聞けて、一人一人の意識がとても高くなっていることにとても刺激を受けました。
・「プラスの眼鏡」が自分自身にとても響く内容でした。仕事では特に「なぜここまでしかできないのか?」と、思うことが多くありました。出来ない事ばかりに目を向けて、出来たことに対して認める事やその先について考えたことがあまりなかったと思います。そして、反省はするものの改善策を見つけられずまた同じ失敗を繰り返してその繰り返しになっていたと研修を受けて気づくことができました。色々な見方や考え方が出来るために、まず自分自身を大切にしていきたいと思います。
・チームが上手くいくためには、違う考え、違う対応のスタッフがいるということ、その違いを認めることがチーム力を強めることになっていると思います。そして、やはりこの職場が好きということ、素敵な仲間に恵まれているということを再認識する研修でした。
・スタッフ間でのコミュニケーション、信頼は本当に大事にしていきたい。この職場はそれが出来るのでこれからも頑張っていきたい。
組織には何が大切かを私自身も明確にでき、共に幸せを分かち合えた研修でした。
それは『愛』『思いやり』『リスペクト』
皆さん、ありがとうございました。