鶴田歯科医院様の研修に行ってきました

岡崎市の鶴田歯科医院様で今年2回目となるコミュニケーション研修を実施しました。
鶴田歯科医院様は院訓をもとに「生産性の成長」「スキルの成長」「人間性の成長」を掲げています。私が担うのは「人間力の成長」です。今年のテーマは「クリティカルシンキングで自分の癖(ものの見方、考え方)に気づき、価値観や考え方のアップデートに挑戦」としています。
物事をいろいろな角度から見て、考える癖をつけること。その場の流れや感情、今までの習慣に流されず本質を見る力が高められれば、今の鶴田歯科のスタッフは自分の良さを十分に発揮し個性を活かしたパフォーマンスが出来ると常々感じています。
今回の研修では二人組のロールプレイング、グループワークを通して、相手を理解すること、自分を理解してもらうことについて深めてもらいました。そこで起きる心のざわつきさえも表現して自分を知っていくスタッフもいれば、考え込んで(難しい~)と頭を抱えるスタッフも。
人間力の成長という大きな命題の前には、それぞれが悶々と考えたり自分を深める姿は理想だと感じました。
後半ではグループワークで来年のチーム作りで大切にしたいことをじっくりと話し合いました。最初だけ伝えるとスタッフは先生方も交えて積極的に意見を交わしていき素晴らしいものが出来上がりました
最後40分ほど実施した待合室を使った患者応対のロールプレイング。設定とねらいだけを私が説明すると、皆意見を出し合い、患者役スタッフ役で見事に場を作り、意見交換が始まります。私は少しコメントをするだけです。まさに、学び合い、活かし合う雰囲気がこれだな…と、じわじわ感動です。
頂いた振り返りを一部ご紹介します。
●「事実は一つ。解釈は一つではない」今回の研修で最も印象深く、心に響きました。言われるとその通りで当たり前だなと思ったのですが、研修で改めてテーマとして学ぶととても深いと感じました。今までの生活では深く考えずに過ごしていたなと、気づきました。個々の体験や知識によって言葉の解釈も異なり、その人の体験や知識によってすり替えられる。ということをしっかりと自分の中に落とし込みたいと思いました。
●(自分の気持ちを表に出して自分を大切にする)取り組みたいことが明確に分かったのでしっかりと向き合います。
●相手をもっと理解するために「質問」する中に、自分の意見を入れてしまうとフィルターが掛かってしまう。という指摘にハッとしました。共感していることを表現していたのですが、確かに自分の中でイメージすることで思い込みに繋がってしまうのだと思いました。
●ロールプレイングで「3つの言葉かけ」を意識して実践することで、自分の会話の特徴を改めて知ることができました。特に自分が経験したことのない内容になると相手に質問が思い浮かばず…。今後は「もっと知りたい」という探求心をもってコミュニケーション取れるようにしていきたいと思います。





