2023年 一番印象に残っていること
今年の5月から近所の菓子店をボランティアで手伝っています。
そのお店は80歳近いおじちゃんが50年以上続けているお店。5月にテレビ、新聞に出たのをきっかけに大忙しになりました。
メディアの影響は凄いもので、電話注文・予約注文・来店のお客さんにと創業以来の忙しさだったとのこと。私は客として2,3年ほど前からファンでしたが、ひょんなきっかけでお手伝いすることになり、今はおじちゃんの娘さんとも友達です。
2023年の一番心に残ることと言えば、この菓子店でのボランティアです。おじちゃんのお店で手伝っていると『優しさと思いやりと助け合いの世界』が普通に存在しているのです。
・近所の方はお菓子を買いにくる時、自宅で出来た野菜をおすそ分けで持ってくる。
・近所の人が家の周りを掃除に来てくれる
・テレビに出た翌日は近くの歯科医院の元スタッフ(既に退職)が突然エプロン持参で手伝いにくる
等など、ほんの一部ですがこんな感じです。
優しさに溢れた幸せな世界は、もちろんおじちゃんの素晴らしい人間力ゆえだと感じています。
しばらく会っていないと「元気?暑いけど熱中症になってない?」「台風来るけどちゃんと戸締りしてね」と気にかけて電話をくれたり「美味しい果物あるから取りにおいで」と連絡きたり。娘さんともライン交換をして話をしたりと家族のようなお付き合いです。
県外から訪れる私の友人もおじちゃんのファンで、友人とお邪魔するのも当たり前になりました。
お菓子を買うという「客」としてのコミュニケーションがきっかけですが、その先にこんな素敵な関係が作れたのは私のこれからの人生に自信を与えてくれました☺
お金を介さず、本当の家族ではないけれど “あたたかく優しく愛溢れたつながり” を作ることが出来る。助け合いの世界はこんなに身近にあったんだな。そして自分がそれを作れたことが今年最高の財産になりました?