コンセプト
これまで様々な医療機関の研修や医療現場での仕事をとおして、大切な3つのコミュニケーションがあるとわかりました。
- 経営者(院長先生)とスタッフのコミュニケーションが良好にとれていること
- スタッフ間のコミュニケーションが良好にとれていること
- 医師・医療スタッフと患者さんのコミュニケーションが良好にとれていること
これらをアドバイスする時に、私が大切にしている姿勢があります。
現場基点
患者さんと医療スタッフの接点である現場を知り、そこで起きている現象だけを見るのではなく、その奥にある問題は何か。様々な観点から現場を基点にして考えています。
目に見えるビジネススキル「形」だけでなくその根底に流れるそれぞれの意識「心」と真の「患者満足」についてアドバイスしていきます。
Win-Win-Win
医師とスタッフが共に“良い医療と病院づくり”を目指して互いを尊重し合い役割を拡大していくWin-Winの関係がチーム医療には必要と考えます。
その結果、患者さんの安全が確保され、安心と満足が得られるという(Win-Win-Win)の関係が出来てきます。院長先生や上司とスタッフのコミュニケーションが良好に促進される支援をしていきます。
喜びとともに
“幸せでありたい”と、誰もが願い生きているはずなのに、ストレスフルな現状の中で仕事をしている人は多いものです。
患者さんにより良い医療を提供するためにも、その人がその人らしく幸せを感じ生きることができないか…。関わった方々やご縁のあった方々が“喜びとともに生きる”ことに少しでも向かうことを願い研修やアドバイスをしています。
研修の特徴
OFFICE SHIOTAの研修は「真・報連相」と「接遇」をメインに展開しています。
真・報連相
今までの報連相は、新入社員が社会人の基本として必ず教育されるもので、主に部下が上司に行うものと考えられ“やり方・手段”が中心でした。
「真・報連相」は一言でいうと“質の高い仕事の進め方そのもの”です。手段である報連相を「環境(相手)」「目的」「自己」の関連でとらえます。
私は、2000年に日本報連相センターの「真・報連相」に出会いました。想像を超える深い内容と、私が接遇教育を行うときに大切にしている「心」と共通していることがわかりました。
それ以降、私にとって報連相は終わることのない研究で今でも続いており、全ての研修に「真・報連相」のエッセンスが入れています。
接遇
接遇と聞くと「接遇マナー」とか「心あるサービス」等とよく言われますが、接遇教育を始めて約20年。その間に、私自身「接遇」への考えの変化や奥深さを体験してきました。そしてそれは終わることなく今でも研究中です。
その中で、考えていることは「感性」と「イマジネーション」です。もちろん、正しい言葉遣いや基本的なマナー、ルールを熟知することは必須です。そのうえで、患者様(お客様)の気配を感じ、どのように表現するか。足し算引き算をするかはまさに”感性“と”イマジネーション“ではないかと思うのです。
感性を高める教育は簡単なものではありませんが、人と人とが接する時に必要な「接遇」には不可欠なものです。
私が仕事を含め、人と関わるうえで心掛けている言葉にこんな言葉があります
「人類最後の資源は
イマジネーションである」
研修までの流れ
事前ヒアリング
お客様の現状とご希望、またどのような組織づくりを目指していらっしゃるか等々、事前に十分なヒアリングを行います。
具体的にどのような状態を目指しているか研修成果のイメージを共有します。
研修企画ご提案
事前ヒアリングをもとに、お客様のニーズ、研修受講者に合わせて企画しお見積書とともにご提案いたします。
研修実施
OFFICE SHIOTAの研修は参加型の研修です。
研修内容によっては、医療機関の受付、待合室、診察室などを使い、より現場に即した内容で実施しま す。
また現場を離れ環境を変えて実施するほうが効果的な研修の場合は、研修会場やホテル等の施設を利用します。
また、終了後受講者へのアンケートでご質問 をくださった方へは、個別に対応いたします。
報告書提出
研修終了後のアンケートや受講者についてのコメント、また研修全体の成果や今後の課題も含めて報告書を提出いたします。
フォローアップ
研修が単なるイベントにならないよう、ご要望に応じてフォローアップいたします。
受講者が研修で得たヒントをより展開でき、そして継続するためのアドバイスを行います。